ZED-F9Pに基準局データが正常に入力されているか調べる

ZED-F9PでRTK測位を行っている時にFixしない事があります。
Fixしない原因は色々ありますが、基準局データが正常に入力されていないと、全くFixしなかったり、Fixしている時間が短いなどの問題が発生します。
正常に入力されているかどうかはu-centerで調べる事ができます。

調べるにはZED-F9PをUSBでパソコンに接続し、u-centerを起動します。
起動後、メニュのView > MessageView をクリックします。

左側のウィンドウで、UBX > CFG(Config) > Msg(Messages) とクリックし、右側のウィンドウのプルダウンメニューから「02-32 RXM-RTCM」をクリックします。
USBのチェックボックスをチェックし、左下にあるSendボタンを押します。

次に左側のウィンドウでUBX > RXM(Receiver Manager) > RTCM(RTCM input status)とクリックします。
次のように右側のウィンドウに基準局データの入力状況が表示されます。

基準局データが入力されている場合、Statisticsの欄の数字が1~数秒毎に変化します。
もし、変化する間隔が30秒を超える場合はFixしなくなる場合が多くなるので対策が必要です。
正常に変化する場合は次にMessage Typeの番号を見ます。
各番号は次の内容のデータです。
1005: 基準局データ
1074,1077: GPSに関するデータ
1084,1087,1230: GLONASS 〃
1094,1097: Galileo 〃
1124,1127: BeiDou
このうち、1005は基準局の位置等が記載されていますので必須で、その他は基準局により有無が違ってきます。

必要な衛星のデータが入力されているようでしたら、CRC failed messagesの数を見ます。
この数はデータとして誤りがあった数で、0が望ましいのですが、全メッセージに対する割合が低ければFixの状況にはそれほど影響がありません。
20%を超えるようであれば原因を調べ対処する必要があります。