今期・元期座標変換ツール kon2gen

このWebアプリは今期の測位座標を元期に変換するツールです。
使用には国土地理院のアカウントが必要です。
現在、変換できるデータはNMEA形式で保存されたテキストファイルのみです。

国土地理院アカウント入力
補正パラメータ設定
入力NMEAファイル
出力ファイル

入力内容を確認した後、補正実行ボタンを押してください。

ここに実行状態を表示します。

このWebアプリは今期の測位座標を元期に変換するツールです。

今期の座標はGPS/GNSS衛星の単独測位(CLAS等による補正も含む)により得られた座標で、元期の座標は地図等で使われている国家座標です。 RTKにより得られた座標は基準局の座標が今期の場合は今期、元期の場合は元期となります。

このアプリでは、NMEA形式で保存されたテキストファイルを読み込み、今期・元期の座標変換を行い、再度NMEA形式もしくはCSV形式で出力します。 変換対象となるセンテンスはRMC,GGAの2種類で、他のセンテンスは無視します。出力もこの2種類のみとなります。 出力ファイルの形式はNMEA形式とCSV形式の2種類です。 補正方法とフォーマットの変更する場合、入力欄をクリックして下さい。

座標変換は国土地理院のサイトを使って行われますので、事前に国土地理院のアカウントの取得が必要です。 アカウントをお持ちでない方は 「国土地理院 共通ログイン管理システム ログイン画面」 を開き「新規登録」ボタンを押して、アカウントを取得して下さい。

CSV形式の場合、出力項目は次のとおりです。

項目名 ヘッダ 単位
日時dateUTC
緯度lat
経度lon
高度heightm
Fix状態fixGGAのqualityの値。
0:測位不能 1:単独測位 2:DGPS 4:RTK(fix) 5:RTK(float) 6:DR
ジオイド高geoidm
速度speedknot
方位dir
各数値は緯度経度以外、入力ファイルの値がそのまま出力されます。

このアプリでの実際の座標変換は国土地理院のサイト 「定常時地殻変動補正サイト POS2JGD」 を使用しています。変換に使用する補正パラメータは測位日時により次のようになります。

2021年4月1日以降ITRF2014
2018年10月1日~2021年3月31日geonetF3
上記期間以外の測位データは補正できません。

今期・元期の座標変換には 「セミ・ダイナミック補正」という変換方法もあります。 こちらは「電子基準点のみを既知点とする測量」を行う場合に使用するもので、変換に使用するパラメータファイルが1年間毎に更新されます。 一方、このアプリで使用している「定常時地殻変動補正サイト POS2JGD」では3カ月毎に更新されていますので、より実際の位置に近い値が得られます。 このアプリでの変換結果は「電子基準点のみを既知点とする測量」には使えませんのでご注意ください。

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